浄土宗 那珂郡那珂町額田南郷にあり、光圀山摂取院引接寺。元禄9年(1696)徳川光圀が心岸寺を箕村(金砂郷村)に移した跡へ、向山の常照山浄鑑院常福寺の末寺として建立した。常福寺第三世益誉上人の開山である。浄鑑院は貞享4年(1687)に光圀の命により、武田信吉(万千代)、徳川頼房の菩提を弔うため、常澄村から額田に創建された。宝永5年(1708)常福寺の名称を移動し、常照山常福寺と称し、瓜連常福寺の法式、檀林、寺格末寺49ケ寺の僧150人をことごとくここに移し、瓜連には院代をして寺務を管理させた時期があった。文政年中(1818〜29)に火災に遭い焼失し、明治元年(1868)瓜連常福寺に移転になった。引接寺ホームページ |