令和元年 二十六夜尊大祭 聖冏上人600年遠忌特別法要
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宝物殿の公開時間
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浄土宗中興の祖といわれる常福寺第2世の聖冏上人(六夜さん)は、自ら光を放ったといわれている。伝説によると、眉間に三日月形の跡があり、そこから光を放って書物を読んだという。それほどまでに読書家であったということだ。 一方、浄土宗の開祖法然上人は自信の眼から光を発しておられる。法然上人も大変な読書家・勉強家であった。『法然上人絵伝』には、法然上人が眼からの光で「大蔵経」を読んでいる姿が描かれている。 本当の読書家というものは、単に文字に書かれていることだけではなく、読む人の智慧によって語りかけてくる内容に大きな違いができる。だから読書は、こちらが智慧を発して読むのである。 まさに、法然上人・聖冏上人は、自ら「智慧の光」を発してまで書物を読み、その功徳を説かれたのであろう。読み手それぞれの「智慧の光」を大いに働かせ、本当の読書人になろうではありませんか。 |
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